2024.10.22(火)

活動報告

出前科学館【2日目】

    

学童へ出前科学館

~地域の子供たちへ理工学の魅力を伝えよう~

一関工業高等専門学校 女性学生団体 STEAM-nitic

2024年8月20日、菜の花プラザ(一関市市街地活性化センター)で小学生対象に出前科学館を開催しました。一関市の学童「わになる」や当日参加児童、計60名程度の児童を対象に簡単な実験を行いました。1~3年生には、「割れないシャボン玉実験!」、4~6年生には、「色が変わる不思議な水」を実施しました。実験の前に、クイズ形式で簡単な説明を行い、その後、実験にあたっての注意事項を守れることを約束してから実験に取り組みました。

割れないシャボン玉実験!

シャボン玉液に洗濯のりやガムシロップを加えると、手の上で弾むシャボン玉が作れます(軍手を着用推奨)。この実験は、家庭でも簡単にできることに加え、遊びながら科学の不思議を体験できるのが特徴です。

色が変わる不思議な水

ぶどうジュースやマロウブルーなどに含まれているアントシアニンと酸性・アルカリ性との反応で色が変わる実験を行った。トイレ用洗剤やお酢、台所用洗剤、乾燥材など身の回りにあるものを使用した。

プチ科学館

1日目と同様に実験終了後、一関工業高等専門学校の数学・物理教員が所有するおもしろおもちゃや、3Dプリンターで作成したおもちゃの展示を行いました。児童たちは、物理の要素を含んだこれらのおもちゃに夢中になって遊んでいました。

まとめ

2日間連続でわになるの児童を対象に出前科学館を開催しました。低学年には自主的シールアンケート両日行い、最終日に高学年と学童の先生、保護者の方に筆記アンケートを行いました。高学年からは、「科学に興味を持ちました」や「また開催してほしい」などの声があがった。学童の先生や保護者からは、「子供たちも興味を示して楽しく取り組んでいたのでよかったです。」などの好評があり、「事前の説明が少し難しかったので、もう少し簡単な文章だとわかりやすいかなと思います。」などのアドバイスも頂きました。

STEAM-niticとは

理工学の魅力をより多くの人に伝えたい!という思いから発足した一ノ関工業高等専門学校(NITIC)の女性学生団体です!サイエンスカフェや出前講座等を通して活動を行っています!

理工学生が小学生を対象に「遊び×科学」の体験学習の場を提供することで、子供たちの知的探求心を刺激し、科学へ興味を持ってもらうことを目指しています。

投稿:STEAM-nitic