2025.2.12(水)

イベント

【開催報告】「連携交流ミーティングin宮古~みやこ・みらいトークス~」を開催しました!

    

1/25日(土)、宮古市・宮古市地域創生センター(うみマチ広場)を会場に、「連携交流ミーティングin宮古~みやこ・みらいトークス~」が開催されました!

「みやこ・みらいトークス」とは、対話手法である「ワールドカフェ方式」を用いて、宮古のより良い未来について語り合うイベントです。
今回はゲストとして福岡県から山口覚さんをお招きし、前半は山口さんの取り組みについて事例発表を、後半はワールドカフェ方式で参加者同士での対話を行いました!また、本イベントは、いわて若者カフェ連携拠点である「NPO法人みやっこベース」が中心となり、企画運営しました。

 

まず初めに、参加者がリラックスできるようにアイスブレイクを行いました。「最近あった個人的なニュース」や「実はわたし・・・」など、お題に沿って参加者同士で雑談を楽しみ、交流を深めました。

その後、ゲストの山口さんによる対話を通じたまちづくりの事例について講演がありました。山口さんは、福岡県福津市津屋崎を拠点に「津屋崎ブランチ」というまちおこし活動に取り組んでいます。

笑顔で講演をする山口さん。参加者の笑いを誘う場面が何回もありました!

山口さんからは実体験をもとにした、下記のような学びを参加者に提供してくださいました。(一部抜粋)

・人の話は「客観」と「主観」が混ざっていること。
・常識を疑って発想を変えてみること。
・「ちょっと手伝って」と言える人(=知人口)が増えると、暮しが豊かになること。
・都道府県魅力度ランキングのような指標で一喜一憂するのではなく、評価指標を自分たちで決めること。

特に、山口さん自身が名付けた「知人口(ちじんこう)」という考え方を紹介した際には、「なるほど〜!」「たしかに〜!」など、深く納得する参加者が多く見られました!

 

後半は、3グループに分かれてワールドカフェ方式で対話を行いました。

最初のグループでは「良い暮らしとは何か?」について、
2回目のグループでは「収入が低くても若者が帰ってきたくなる良いまちにするには?」について、
3回目のグループでは「そのために自分たちでやれそうなことは?」について対話をしました。

ワールドカフェの良いところは、何度か席移動をすることで、全員で対話できたような満足感があることです。

隙間がないくらいびっしり書かれています!


各グループの発表を聞いて、山口さんがホワイトボードにまとめてくださいました!

今回の連携交流ミーテイングの参加者からは、
・知人口という言葉を初めて聞いて、確かに今の人口に目を向けたことがなかったし知人口が深ければ幸せ度って上がるんだな〜と思った。
・山口さんの知人口というワードに納得した。ワークショップで他の人が書いた「ゆとりと刺激」というワードに納得した。
・話せない人でも気軽に参加できるし、同世代の方の話を聞けて刺激になったと思います。地元愛を育む教育、そのワードが素敵だなぁと思いました。
・まちづくりへの想いまちづくりの解像度が上がりました。暮らしとまちの間にあるものが何か、その価値の本質は何かを考えて、小さなまちを良いまちにしていきたい(関係人口から知人口へ)。

といった感想が挙がりました。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

投稿:Co.Nex.Us運営