いわて若者カフェ事務局です。
7月24日(金)、いわて若者カフェにて、若者同士がゆるやかにつながり、岩手で活動するゲストの話を聞く交流会「いわてつながらナイトVol.22」を開催しました!
「いわてつながらナイト」は、岩手で面白い取り組みをしている若者をゲストに迎え、学生や社会人といった立場を越えて語り合う交流会です。今回は、食べ物や飲み物を各自で持ち寄り、オンラインでも参加できるハイブリッド形式で実施しました。
〇ゲスト紹介
今回のゲストは、岩手県普代村出身で、ジェンダー平等を求める市民団体Compass(コンパス)を立ち上げた 佐藤真子さんをお迎えしました。
佐藤さんが制作した『いわてジェンダーかるた』は、岩手で暮らす人々の声を集めて作られたかるたです。1枚1枚の札には、「わかる!」と共感できる身近な場面や、勇気が出る言葉が書かれています。家族や友人、学校、地域など、さまざまな場面で気軽に遊びながらジェンダーについて話すきっかけになるよう工夫されています。
〇イベントの様子
佐藤さんは、高校生まではジェンダーに強い関心があったわけではありませんでしたが、大学時代にジェンダーにまつわる課題に目を向けるようになり、活動を始めたそうです。
これまで県内各地でワークショップを開催し、参加者から「読み札」とそのエピソードを募りながら、かるたを形にしてきました。募集は地域のワークショップだけでなく、webでも広く呼びかけて行われました。
読み札は
・水色の「モヤモヤ札」(生活の中で感じるジェンダーにまつわる違和感)
・オレンジ色の「お守り札」(モヤモヤした時に勇気をくれる言葉)
の2種類に分かれています。
佐藤さんは、「日ごろからジェンダーに関心がある人だと、女性議員が少ないとか、男女の賃金格差といった問題に結び付くけれど、みんながそうして考えて生きているわけではない。だからこそ、気軽に話せるきっかけを作りたかった」と話していました。
また、このかるたは、家庭や職場、学校などで「女性らしさ」「男性らしさ」を求められた経験や、そこで生まれるモヤモヤを題材にしています。ユーモアや岩手弁も取り入れられており、
「やんた やんたは やんた(嫌よ 嫌よは 嫌)」
「さラダは 自分でとりわけよう」
といった身近な場面の札から、
「くーすんな(気に病むな) 生きてるだけで100点だ」
といった前向きになれるメッセージまで、幅広い内容が並びます。
体験会では、「いわれてみればそうだ」と思える札が次々と読み上げられ、会場は大いに盛り上がりました。
〇参加者の声
今回ジェンダーについて改めて考えてみて、普段当たり前だと思っていたことや、何気ない日常の中にも性別による見えない差別やモヤモヤが存在していたことに気づかされました。ジェンダーかるたを体験してみると、そうしたモヤモヤが札として“可視化”されることで、改めて向き合うきっかけになると感じ、とてもおもしろかったです。参加者同士の意見交換も活発で、さまざまな視点からジェンダーについて考える良い機会になりました。




