9/14日(土)・21日(土)、盛岡市を会場に『「連携交流ミーティングVol.3 ☆社会課題解決プログラム入門講座☆ 社会課題の事例から、身の回りの困りごとについての解決のアイディアを考えてみよう」~不登校学生の現状と取組から社会課題に目を向けよう~』が開催されました!
講師・山内まどか氏の活動領域を活かし、不登校学生の現状と取組の事例を入り口に、各々の身の周りの社会課題解決へのアプローチ方法を考える、「課題発見能力」及び「課題解決能力」を育成する機会として開催されました。
アクティビティ①のキーノートでは、フリースクールの開校、障害者福祉事業等の地域連携活動などをはじめとし、様々な活動を行う講師・山内まどか氏の、現在の事業を生み出すこととなった原体験を含めた「不登校の現状と取組」に関する講義が主として行われ、一言に不登校といっても様々な要因や背景と、山内氏が考える課題、それに対するアプローチを知ることで、各々の考える課題に応用し解決のアイディアを考えはじめるきっかけとなりました。
アクティビティ②のワーク①では、自分の歴史を折れ線グラフで見える化する「ライフラインチャート」の作成を通して、参加者それぞれが、今まで意識していなかった社会課題にも目を向けました。また自分の人生の歩みを振り返ることで、自身が起こしたいと思い描いているソーシャルアクションの動機となる出来事を発見する参加者も見受けられました。また、発見した課題が、具体的に何が原因で誰に影響が及ぶかなど、深く考える時間ともなりました。
アクティビティ③のワーク②では、ワーク①で発見し考えたことを、参加者それぞれが全体に向けて発表し、課題に対するアプローチ方法や発表内容に対する感想などを共有しました。このワークの中では、参加者が自身の体験や他者との関係を包み隠さず赤裸々に語り共有することができ、発表者にとっても、意見を出す聞き手にとっても、その後の自身の活動に活かすことのできる有意義な時間となりました。
今回の連携交流ミーティングの参加者からは
「自分の事業を進めていく自信になりました。」
「インクルーシブ教育が進んでいる学校の取り組みを調べて、岩手の教育に足りないものをまとめて将来叶えていきたいと思った。」
「色んな視点から今日のワークショップでやった課題解決への道のりのようなものを積極的に取り組んでいきたいと思った。」
といった感想が寄せられました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!