いわて若者会議2018 いわて若者会議 若者が地域の課題解決を目指して自…
2015.2.27(金)
「いわてびと」めっけ!のコーナーでは、いわてで活躍するいわての若者や団体を紹介していきます!
「めっけ!」は、岩手県など東北地方の方言で「見つけた!」「発見!」という意味です。
その記念すべき第1回では、
ご存知、いわてを元気いっぱい盛り上げてくれるご当地タレント「ふじポン」さんをフィーチャー。
ふじポンさんの夢や活動、地元・いわてにかける思いなどをインタビュー!
小さい頃の夢は保育士とか、学校の先生、あとはアニメ歌手、歌のお姉さんとか、お笑い芸人とか、いろいろありました。まわりの友達が、「全然夢とかないんだけど…」みたいな、悩んでる時も、ふじポン、どんどんどんどんあとからあとから、夢ばっかりで、いつも夢みたいなことばっかり言ってて。
結局、千葉の短大に行って、小学校の先生と幼稚園の先生の免許をとったんです。
いわてを出るときはふじポンも、いわてって面白くないなって思ってて。
盛岡だと、出掛けるところがあんまりないし。
東京いいな〜って。
でも千葉に行ったら田畑が広がっていて、いわてみたいな景色で卒業したら帰ろうって決めました。
で、卒業後にいわてに帰ってきて、たまたま同級生のつながりでテレビの世界に入ることになりました。
人の縁と、お調子者の部分とがうまく合わさって(笑)
テレビのことなんてなんにも知らないのに「若さ」で、できるかどうかは後から考えよう!みたいな。
チャンスってヒュッて掴まないと。
今思えばナイス!みたいな。
ふじポンナイス!!
まあ勢いですね(笑)
ありがたいことにふじポンのお仕事は、いろんな人に出会えるので。
こういうのがあるよって言われたら、すぐやってみたいって思っちゃって。
でも一人ではできないから、まわりに手伝って!ってお願いする。
そうです。今回のプロジェクトはふじポンがずっとやりたかったことなんですよ。
震災のあと、仮設住宅ができておじゃました時に、談話室で子供たちとわいわいしてたんです。
すっごく元気な子とそれをただニコニコ見てる子もいて。
みんなの夢がききたいなってずっと思ってて。
ただ、いきなり夢を話すのって難しいかなって。
それで、夢ポストを置きたいなっていうのがずっと、漠然とあって。
で、チームいわてびとのみんなに相談したら、すっごく立派な企画にしてくれて、
活動が出来るようになったんです。
こどもたちの夢をきくのももちろんそうなんですけど、それを大人にも伝えて。
例えば美容師さんになった大人に、沿岸のこどもで美容師になりたい子がいるんですよって伝えると、
「すっごく嬉しい!」って言うんですよ。だから大人も頑張れる。
一番伝えたいのは、「どんどん夢を言って!大人に!そうすると絶対、つながるから!」ってこと。
こどもの頃って、夢があっても、うかうかしてたらすぐに過ぎちゃうから。
だから結構いま大事!
別にそれが「夢を絶対叶えよう!」っていうプレッシャーを与えるつもりはなくて、
何か一歩近づけたら…って。
「夢を持って、一歩踏み出せ!」っていう。そういうきっかけになればいいなって。
ふじポンみたいに、あれやりたいこれやりたいってポンポン言う子はいいけど、「何やったらいいかわかんない」って、たぶんどんな職業があるかわからない子もいると思うので。
どういう仕事がやりたいかってまず考えて、そこから、こういう仕事もあるよってまわりにアドバイスをもらえるかもしれないし。
いやもう。「すぐやろう!」っていうことしかないです。
やらない後悔より、やりすぎたーって後悔するほうがいいですもん。
すぐやろう!思いは言葉で伝えよう!どんどんしゃべろう!とことんやろう!って。
うーん、なんだろう、いわての好きなところとかってよくきかれるんですけど…。
本当に、例えば大好きな彼氏のどこが好き?ってきかれるのと同じ感じなんですよ。
全部好き。嫌なところも含めて全部好き。
だから(好きなところを)きかれて、「全部」って答えると、全部じゃなくてどこが好きかっていわれるんですけど、「全部なんだもん!!」って。(笑)
嫌なところもありますよもちろん。でも嫌なところも好きって思える。
千葉行くときに、いわてってつまんないなって思ったのは、やっぱりいわてのことを知らなかったからだと思うんですよね。みんなもそうだと思うんですけど。
ふじポンはこのお仕事をさせていただいて、岩手競馬に出会った。
(いわての良いところ)あるじゃん~~~!!みたいに思ったんですよ。
で、いわて若者会議で知事が仰ってたんですけど、いわての何かを好きになると、そこからいろいろと問題点が見えたりだとか、自分がやるべきこと、やりたいことがどんどん広がってくるって。
ふじポンにとっては、岩手競馬がそれで。
最初は正直、仕事でしか来ないだろうなって…思ってたんですけど。
だけど調教師さんとかにお話聞いたら、負けちゃう馬にもすっごく手をかけてて。一頭一頭をすっごく大切にしてる先生達を見て、かっこいい!って思って。
そのあとにすぐ、廃止の危機になったんですよ、岩手競馬が。
それでふじポン、議会まで行きましたからね。
でも、もし競馬を好きにならなかったら、いまだに県議会とかには興味がまったくなかったかもしれない。
って意味でも、知事が言っていたことはそういうことだと思うし、
ふじポンにとってはそれが競馬だったけど、
何かが絶対いわてにあるはずなので。そういうの見つけたもん勝ちだと思います。
そしたらすっごくいわてが楽しくなるから!
いわても大好きになったし、ふじポン競馬やってなかったら、携帯のメモリ半分なくなるかも(笑)
ふじポン、岩手競馬が好きになっただけなのに、(交友関係やお仕事も広がって)すっごく不思議だなーって。
ほんとに、知らないのがすごいもったいないことがたくさんあって、岩手県には。
そして、けっこう情報は発信されているので。受け止めるほうがちゃんとキャッチする態勢になっていれば、すんごい情報がたくさんあるんですよ。たとえばね、コネクサスももちろんそうだし。こういうのがあるのを知ってるのと知らないのとでは、まったく幅が違うと思うので。
だから、ここに(情報源が)せっかくあるんだから、どんどん使わないと損だし、知らなきゃ損。
知ろうとすると、たぶん岩手県のことがもっと大好きになるし、
もっともっと楽しくなるし、いろいろやりたいことが出てくると思います。
ほんとに、絶対楽しいから。
で、そのときに、もし、ふじポンが何かできることがあったら、ぜひ一緒にやりたいですね。
若者が頑張ってると、すっごく刺激になるので。「おお、こっちももっと頑張んなきゃ!」って、なるので。
で、そうすると、もっと年代が上の人たちも、「おお、頑張んなきゃ!」ってなると思うので。
そういうすてきな連鎖じゃないけど、そういうのが若者からね、どんどんどんどん上へ上へって繋がると、すごい楽しいと思います。
悩む前に行動!つかめチャンス!
ふじポンさんの熱いメッセージ受け取っていただけましたでしょうか?
次回もいわてで活躍する方を引き続き取材していきます。
お楽しみに!!
◇ふじポンさんの「夢をもって一歩を踏み出せ!ワカモノ夢プロジェクト」活動紹介ムービー!
ふじポンブログ
http://blog.fujipon.info/
わん(こ)らじお-2nd Season-
http://www.fmii.co.jp/wanko/
岩手県で活動している若者や、まちづくりやボランティアなど何かしてみたい若者たちの交流の場。
2015年は、2月15日(日)に盛岡市で開催された。
若者が主体的に取り組むことによる地域活性化を促進するため、岩手県が若者活躍支援の一環として設けた補助制度。
震災復興や地域づくりなどに関する若者グループの独創的、先進的な事業の企画提案を募集し、公開プレゼンテーションにより優れた事業に対して補助する。