2017.12.24(日)

タイトル「いわてびと」

〜 【特集記事】第36回観光農園経営 田村恵さん 〜

    

いわてで活躍するいわての若者や団体を紹介する「いわてびと」めっけ!

※「めっける!めっけだ!」は、岩手県など東北地方の方言で「見つけた!」「発見!」という意味。

第36回は、観光農園を経営する田村恵さんをめっけ!

 

 

第36回 観光農園経営 田村恵さん

田村 恵さん 1986年9月6日生まれ。

盛岡大4年時に1年間カナダ・ビクトリア市に交換留学。卒業後に父親が経営するサラダファームに就職し、現在はアグリ部部長を務める。「はちまんたい未来への種まきプロジェクト(はちたね)」代表として、地域活性化にも取り組んでいる。

 

サラダファーム▶︎http://salad-farm.jp/

 

 

 

 

Merry Christmas!!今回は八幡平市のサラダファームにやってきたクサ!

もう今年も終わっちゃうクサ!

 

 

こんにちは!

 

 

こんにちは!

サラダファームにはきれいなフラワーガーデン「八幡平フラワーランド」があって、アルパカもいるクサ!ほどよい塩加減の「あじたま(味付ゆでたまご)」も有名クサ!

 

 

 

よくご存じで!

 

この取材もだてに回数を重ねてないクサ!

 

 

サラダファームは「食と癒しの空間」というテーマで、2008年にスタートした会社なんですよ。

 

恵さんはいつからこの会社に?

 

 

大学を卒業してすぐ、22歳で父が経営するこの会社に入りました。大学生のときカナダ・ビクトリア市に留学にしていて、そこで見た「ブッチャート・ガーデン」という広いフラワーガーデンに、衝撃的な感動を覚えたんです。

こういう場所が八幡平市の玄関口にあったらいいなと思って、留学先から父にメールしましたね。自分が就職してからも「八幡平フラワーランド」の景観作りの参考にしています。

 

 

なるほど!恵さんが受けたインスピレーションが活かされているクサね!

 

 

もともと、英語教師を目指していたんですけど、人を笑顔にする仕事をしたくて、決心してこの会社に入ったんです。カナダのガーデンで受けた身震いするような感動を、お客さんにも味わってもらいたい。ここを笑顔が咲く場所にしたいと思いました。

 

今では、たくさんの観光客が訪れているクサ!

 

そうですね!八幡平市をもっと盛り上げるために、この市を訪れた人たちが必ず立ち寄るような場所にしたいと思っています。でも、そのためにはサラダファームだけの取り組みでは足りないんです。

 

どういうことクサ?

 

もっとたくさんの人を巻き込んで、もっとこの街を盛り上げたいと思っています。八幡平市も人口が減ってきていますし、若い人がここで商いができて、定住できる環境をつくっていかなきゃという思いをずっと持っていました。

 

たくさんの若い力で地域が盛り上がれば、観光客も増えるクサね!

 

 

そんな考えがふつふつと沸いてきたとき、同じような思いを持つ八幡平市の仲間たちに出会いました。「自分たちの街っていいよね」とか「自分たちの仕事を通して地域を活性化させたいよね」と意気投合しまして。2015年に「はちまんたい未来への種まきプロジェクト(はちたね)」を立ち上げました。

 

どんな活動をしているクサ?

 

主要メンバーは6人ぐらいで、みんなの仕事は宿泊業や農業などさまざまです。キックオフイベントでは、メンバーが将来の夢や地域への愛着を発表しました。ハロウィーンなどみんなで楽しめるイベントも開催しています。

また、大更駅前開発でどうしたら、商店街が盛り上がるか、はちたねのメンバーにも声がかかって一緒に活動しています。

 

頼りにされているクサね!

 

 

これといって決まった活動はないですが、必要な時に集まっています。それぞれ自分の商売があるのでそれは優先しながら、でも商売を通した地域作りも考えながら活動していますね。例えば私が「サラダファームでイベントやるよ」って言えば、みんな集まって協力してくれますし、私もみんなのお手伝いに行きます。

 

自分たちの商売につながることを考えながら、なおかつ街のことも考える―というスタンスがいい循環につながっているクサね!

 

なにより、同じ思いを共有できる仲間がいることがうれしいですね。私たちが今活動することで、小さい子たちに種をまいて、いずれはこの地域に戻って来て、私たちのように仕事ができるんだよっていうことをアピールしていきたいです。

 

サラダファームは2018年度で10周年になるクサね。

 

今まで10年間、レストランやフラワーランドができて、イチゴ狩りなどもできるように整備してきました。これからは次の10年に向けて計画を考える時期に来ています。

 

どんな構想があるクサ?

 

 

ショップを大きくして、観光客が立ち寄りやすい施設にしていきます。あとは、思い出とお土産をセットで持ち帰れるようなことを考えたいですね。例えば、収穫したトマトを使ってちょっとした加工体験をして、加工したものを持ち帰れるとか。グリーンツーリズムも受け入れたいですし、八幡平市の農産品を加工できるようにして、新しいお土産もつくりたいですね。

 

それは楽しみクサ!最後に自分の事業を拡大したいとか、まちづくりをしたいと思っている人にアドバイスがほしいクサ。

 

必要なのは自分が貫く「思い」です。そして、何でも話せる仲間をつくることですかね。会社、地域、仲間に対する思いをシェアできるような環境を整えていくことが大事だと思います。

いろいろなところにアンテナをはって、出かけていくことも心掛けています。仲間がいれば困っているときは必ず誰かが助けてくれます。ありがたいし、大切にしていきたいと思います。

 

ありがとうございますクサ!

 

ちなみに、2018年のイチゴ狩りは1月5日(金)からスタートしますよ!

 

イチゴ!!大好きクサ!!

 

 

ぜひ、ご予約待ってます!

 

1月5日からはいちごが食べれるクサ〜

 

サラダファーム言えば、アルパカもお忘れなく!

 

サラダファームで育てた食材を活かした料理やスイーツも絶品クサ