いわて若者会議2018 いわて若者会議 若者が地域の課題解決を目指して自…
2016.6.19(日)
いわてで活躍するいわての若者や団体を紹介する「いわてびと」めっけ!
※「めっける!めっけだ!」は、岩手県など東北地方の方言で「見つけた!」「発見!」という意味。
第18回は、盛岡市鉈屋町の手づくり市「てどらんご」で、楽しそうに活動する「もりおかワカものプロジェクト」さんを、めっけ!
第18回 もりおかワカものプロジェクトの皆さん
もりおかワカものプロジェクト
★学生や若い社会人が力を合わせながら、鉈屋町界隈を中心に2010年より活動をスタート。
手づくり市“てどらんご”の企画運営の他、市内のガイドツアーやお食事交流会等を実施しながら、盛岡の “たのしい” を自ら創り上げると共に、住民や参加者にも “楽しんで” もらいたいと日々知恵を絞って活動している
今回もコネックが現地に行って、インタビューしてきたクサ!!
ひときわかっこいい、「ワカもの」たちを仕切るお姉さんを見つけたクサ!こんにちは!コネックです。
こんにちは。皆川麻梨子です。
早速ですが、もりおかワカものプロジェクトって?
手づくり市「てどらんご」の企画運営やお食事交流会をしています。まちづくりをきっかけに、ボランティアで集まった若者たちの団体です。
http://www.morioka-style.com/morioka_wakamono_project/
どんな若者たちが集まっている?
学生や社会人、ありとあらゆる人たちがいます。デザイン関係の仕事をしている人や農業に従事している人、会社員、公務員など本当にさまざまで、総勢100人ほどです。実はメンバーには40代も居て「気持ちがワカもの」のチームです。
みんなとっても仲がよさそう。
初対面の人とも和気あいあいと話せる場所です。月一回のご飯会は、各自やりたいことのアイデアを持ち寄って作戦会議の場。いろいろな職業の人がいるからこそ、たくさんのおもしろいアイデアが集まります。
「てどらんご」を始めたきっかけは?
初めは鉈屋町で開かれる旧暦のひなまつりの一つのブースとして手づくりのものを販売していました。それが徐々に規模を拡大し「てどらんご」を開催するまでになりました。
なぜ鉈屋町で?
町家は普段なかなか見られないものなので、イベントをきっかけに見てもらいたいという思いがありました。鉈屋町を楽しんでもらい、好きになってもらい、ファンが増えることがゆくゆくはこのすてきな街並みを残す力になると思います。ただ、活動の一番の原動力はやはり、楽しいということ。楽しんで活動をする「ワカもの」がたくさんいますので、ぜひ他の人にも話を聞いてみてください!
ありがとうございました。他の「ワカもの」を探しに行くクサ!
…仲良しな二人組を発見!こんにちは!コネックです。
こんにちは。山仁亜祐美です。
山口桃果です。
二人は普段なにをしている?
岩手大学の2年生です。美術を専攻しています。「岩手の暮らしを考える」という授業に、ワカものプロジェクトの皆川さんがゲストで講演に来て知り合い、おもしろそうだと思って参加しました。
今回はどんな役目?
出店ブースとスタンプラリーの目印となるポップを制作しました。私はスタンプラリーのポップを制作し、小さな子どもが見て「ここでスタンプを押す」と一目でわかるようなデザインにすることを心がけました。
出店ブースのポップは、町家をイメージした形、飾ったときに映える黄色がこだわりです。にぎわっている楽しい様子を表現しました。
評判は?
私は「てどらんご」のお手伝いは今回が初めてで少し不安もありましたが、皆さんにほめていただいて、うれしかったです。
ありがとうございました!
次は交通整理を頑張るお兄さんを発見!こんにちは!コネックです。
こんにちは。内村翔です。
普段はどんな仕事を?
福祉施設で働いています。慣れないことばかりで勉強の毎日です。
「てどらんご」ではなんの係?
交通整理、歩行者天国の管理、お客さんの誘導など、何でもやっています。
もうベテランの風格!参加は何回目?
「もりおかワカものプロジェクト」にはおととしの末から加わり、「てどらんご」の参加は3回目になります。学生時代に、皆川さんと福祉関係のワークショップで知り合い、そこから仲間入りしました。
「もりおかワカものプロジェクト」の良さってどんなとこクサ?
活動はすごく大変。それでもみんなでワイワイできることが楽しくて、その大変さも含めてすべてが魅力だと思います。月一回のご飯会のおかげで、年齢や職業の垣根を越えて仲の良いチームになれています。
活動拠点である鉈屋町はどんなところ?
正直に言うと、「もりおかワカものプロジェクト」に参加するまで、鉈屋町にはあまり来たことがありませんでした。今一番に思うのは、町の人たちが本当にあたたかだということです。
うん、うん。
町家は個人の自宅で、その家をお借りする。だからこそこの活動が成立します。「もりおかワカものプロジェクト」だけでなく、町全体で一つのイベントを作り上げているという感覚があります。
ありがとうございました!
では最後は、皆川さんにこれからの「もりおかワカものプロジェクト」について教えてもらうクサ!
それぞれに本業があって、住んでいる場所も違う。そんなたくさんの人たちがこのイベントのために鉈屋町に集っています。それを受け入れてくれる町並みや人々に感謝しながら、これからも「てどらんご」を開催していきたいです。自分たちが楽しいことはもちろんですが、地域の皆さんやイベントにご来場いただく方々にも楽しんでもらえるよう、引き続き活動していきます。
おまけ