いわて若者会議2018 いわて若者会議 若者が地域の課題解決を目指して自…
2016.4.19(火)
いわてで活躍するいわての若者や団体を紹介する「いわてびと」めっけ!
※「めっける!めっけだ!」は、岩手県など東北地方の方言で「見つけた!」「発見!」という意味。
第16回は、東京から岩手を応援する「いわて銀河プラザ応援女子会anecco.」の小田舞子さんを、めっけ!
第16回 いわて銀河プラザ応援女子会anecco. 小田舞子さん
早速ですが、anecco.って?
銀座にある県のアンテナショップ「いわて銀河プラザ」(銀プラ)を通して、岩手を応援する岩手出身で東京近郊在住OLの会です。若い女性を意味する方言「あねっこ」と岩手の魅力がより多くの人に「根付く」ようにという二つの思いを合わせてanecco.です。
(「いわて銀河プラザ」について、詳しくはこちらクサ→http://www.iwate-ginpla.net/ )
どんなメンバー?
編集者やデザイナー、カメラマン、医者、大学の准教授など職業はさまざま。岩手が大好きで、多彩な特技を持ったエネルギッシュなメンバーが集まっています。メンバーのほかに、サポーターもおり、サポーターは県外でも男性でもOK。現在20数人で活動しています。
いつもはどんな活動を?
銀プラを拠点に、毎月定例会を開いています。岩手の商品の魅力を伝えるフリーペーパー「anecco.通信」の発行、メンバーが直接銀プラで商品の説明や試食を勧めるanecco.デー、銀プラで購入した物を公園に持ち寄るanecco.ピクニックの3本柱で主に活動しています。
(「anecco.」について、詳しくはこちらクサ→http://www.iwate-ginpla.net/anecco/index.html )
今回は何のために岩手へ?
岩手の今を知る旅で、次の商品開発に生かすのが目的です。
陶芸家の田川亜希さんとともに花巻では宮沢賢治記念館を巡り、遠野ではジンギスカンを食べ、釜石では被災地の今を視察してきました。
岩手をめぐって思ったことは?
復興はまだまだということです。5年間経ったのに、復興の基盤ができただけで、未だに多くの方が仮設住宅で暮らしている。東京では震災直後とは違い、「今ってもう大丈夫なんだよね」という声が正直多いです。現状を発信していかなければならないと思いました。初めは何が私たちにできることなのかわからず、直接的な支援も考えましたが、今は銀プラを通して私たちが岩手の商品の魅力を伝え、応援することで地元の商店や企業が元気になってくれればいいと思っています。
今日の販売会はどんなものを販売してるクサ?
大好きな岩手のアクセサリーを身につけたい、そんな思いで「いわて☆アクセサリー」を発案しました。田川さんと共同でわんこそばの形をしたリングやチャーム、南部煎餅のヘアゴムやブローチ、岩手県の形をしたネックレスとピアスの6種類を作りました。
岩手が好きな人がつけると、もっと岩手が好きになるアイテムです。
いわて☆アクセサリー。いわて愛があふれていて、かわいいクサ♪(´ε` )
岩手県形のアクセサリーって?
県外の人から見た岩手のイメージがそのまま作品になったアクセサリーです。田川さんが「岩手の形が面白い」とアクリル製のネックレスとピアスを作ってくれました。リアス式海岸の入り組んだ形が気に入ったそうです。県民にとっては当たり前のことで、「県の形が面白い」という発想はなかなか浮かばないですよね。
岩手県形アクセサリー。小田さんも着けてたクサ♪( ´▽`)
田川亜希さんについて教えて。
武蔵野美術大で油絵を学び、在学中に陶芸に出会ったそうです。その後は英国の陶芸家に師事し、今では百貨店などで作品を展示販売している若手陶芸家さんです。実はわたしのママ友で、彼女の陶芸の箸置きが南部煎餅に似ていたことから、アクセサリーの製作をお願いしたところ、すぐに「いいね!」と乗ってくれました。県外の人だからこそ気付いた岩手の魅力を教えてもらい、コラボしたことで新たな発見がたくさんありました。
田川さんと小田さん。実はママ友クサ♪( ´▽`)
東京にいて岩手を感じること?とき?場所はある?
岩手の魅力を伝えようとする人は東京にもたくさんいて、なおかつ皆さん地元愛が深く、つながりも強いです。人との出会いで岩手を感じることも多くあり、自分が知らない岩手の魅力を感じることもあります。最高に岩手を感じる場所はやっぱり銀プラですね(笑)
いわてのいいところは(いわて愛)?
自然の豊かなところです。あたたかい岩手山もすがすがしい空気も、東京のビル風とは違う優しい風も、自分の原体験がつまっています。食も場所も自慢したいものだらけ。まだ手つかずのものがたくさんあり、潜在的な可能性大の「宝の山」だと思います。
岩手が好きな人と人とをどんどんつなげていってほしい!
(うれしすぎるクサ。うれしすぎて飛んでいってしまいそうクサ。タネなんで。)
これからのanecco.はどんな活動を?
銀プラは世界各国からの観光客が増えています。英語だけでなく他の言語にも対応するなど世界に発信できる基地にしていきたいです。県の知名度向上につなげるためにも、anecco,の知名度を高めて、活動を広げていきたいと思います!
小田さんからの”メッセージ”
anecco.のキャラクター。ざっしぃ。