いわて若者会議2018 いわて若者会議 若者が地域の課題解決を目指して自…
2017.5.8(月)
いわてで活躍するいわての若者や団体を紹介する「いわてびと」めっけ!
※「めっける!めっけだ!」は、岩手県など東北地方の方言で「見つけた!」「発見!」という意味。
第28回は、2016年シーズンで現役を引退し、現在はグルージャ盛岡のフロントを務める松田賢太さん(32)をめっけ!
第28回 松田賢太さん
松田賢太
1984(昭和59)年生まれ。大船渡市出身。
グルージャ盛岡フロント。大学卒業後の2007年、東北社会人リーグ1部のグルージャ盛岡に入団。14年のJ3昇格に尽力した。約10年選手として活躍し「ミスターグルージャ」と呼ばれている。
グルージャ盛岡オフィシャルサイト▶︎http://grulla-morioka.jp/
こんにちは!コネックサ!
コネック…?
なんと!コネックのことをご存じないクサ?岩手の若者情報を発信しているクサよ!以後お見知りおきを!
はい。自己紹介ありがとうございます。
よろしくお願いします。
かたいクサ!もっとフレンドリーにいきたいクサ。
次は松田さんの自己紹介をお願いクサ!
松田賢太です。グルージャ盛岡のフロントをしています。2016年シーズンで現役を引退しました。
入団はいつクサ?
2007年ですね。当時はまだJ3が発足していなくて、グルージャ盛岡は東北社会人リーグ1部でした。
現役時代の写真かっこいいクサ。
グルージャ盛岡に入団するきっかけは?
大学を卒業してJリーガーになりたかったけれど、なれなかった。そんなときに、グルージャから声をかけてもらったんです。
東北1部でサッカーをやることにはなったけれど、思い描いていたような順風満帆な希望に満ちたスタートではなかったクサね…
そうですね。
それでも、そのグルージャで10年、選手をやったクサね。
どんな10年だったクサ?
大変でした。それが一番の感想。チームもなかなか上がれないし、大変なことの方が多かったです。
最初は「自分がJリーガーになりたい!」という気持ちが一番で、正直、地元愛とかチーム愛もそんなにありませんでした。
気持ちに変化が起きたのはいつごろクサ?
うーん…3年目?4年目?くらいですかね。
何がきっかけクサ?
どれだけ昇格に失敗しても、諦めずに応援してくれる人たちの存在の大きさです。
上にあがれない状態が続いていたのに、諦めずに声援を送り続けてくれる人たちがいました。
サポーターのみなさんクサね。
サポータたちに対する感謝と、期待に応えられない申し訳なさを感じるようになって。
自分一人の夢ではなく、チームのためにと思うようになったのはそのあたりクサ?
そうですね。チーム愛が膨らんでいきました。
そんな中、2014年にJ3に昇格。自身の念願だったJリーガーになったクサね!
そうなんですが、自分が頑張ってJリーガーになったという感覚は全くないんです。
周りの人が応援してくれたから頑張れて、その結果Jリーガーになっていた、そんな感覚です。
なるほど。
でも、J3昇格の時、松田さんはキャプテンだったクサ!
まぁ、そうですね。2012~15年シーズンにはキャプテンも務めていましたが、当時の監督は「全員自分がキャプテンだと思ってやってくれ」というタイプの人でした。
だから、初めのうちこそ「チームをまとめなきゃ」と思ったりもしましたが、おかげで変にプレッシャーなどを感じることはありませんでしたね。
なんか思ってたキャプテン像と違うクサ(笑)
4年の間で1度だけ、選手全員で話し合う場を設けたことがありますが、キャプテンらしいことと言えば、それくらいでしょうか。
謙虚クサね。それでも、いつしか「ミスターグルージャ」と呼ばれるようになったクサ!
誰が初めにそう言ってくれたのか、わからないんですよね…
でも、横断幕などで、その呼び名を目にする機会も増えてきて、本当にありがたいことだと思っています。
現役を引退して、今はどんなことをしているクサ?
強化とプロモーションを担当しています。
どんな仕事クサ?
練習を見に行って、状態をチェックしたり、たまに練習に入ったりもします。今後はスカウト活動もやっていきたいです。
プロモーションとしては、イベントの開催ですね。チームを応援してくれる人を増やしていきたいですし、地元に根ざし、サッカーやスポーツの力で地域興しにも力を入れていきたいです。
引退してからも、グルージャ盛岡に残ろうと決めていたクサ?
決めてたわけではないですが、やはり長年ここにいたという愛着からですかね。
応援してくれた全ての人に恩返しがしたかった。チームをもっと良くしていきたい思いもあります。
サッカーに関わるのを、引退を機に辞めようという気にはならなかったクサ?
正直、それも考えました。
えっ!!?
それでも、結局チームに愛着があったし、サッカーが大好きでした。
今までの人生、サッカーしかやってこなかったのに、今更サッカーから離れられないなって。
好きなものに打ち込むって素敵クサ。
チームは変わらないけれど、私の立場は変わりました。
グルージャ盛岡フロントの立場から、岩手を盛り上げていきたいです。
グルージャ盛岡の2017年のスローガンは「RESTART」クサね。
はい。内部の体制などもいろいろ変わりましたので、皆で力を合わせ、心機一転がんばっていこうという決意が込められています。
私にも現役を引退してフロントになったタイミングで、このスローガンはぴったりです。
大変な10年を経て、乗り越えてこられた大きな理由はなんだと思うクサ?
大前提として、サッカーを続けたかった。好きなことを続けていられるということが、心がダメにならなかった理由でしょうか。
ふむふむ。
Jリーグの舞台で活躍したいという理想と、東北1部という現実とのギャップが大きくて「なんで」という思いはありました。でも、どんな状況だろうと、やり続けないとなにも始まらない。目標に近づくこともできません。
その通りクサね。
今、フロントとしての新たな目標は何クサ?
グルージャ盛岡は、ここ最近良い結果を出せていませんが、選手もスタッフも皆一生懸命に上を目指しています。岩手をサッカーで盛り上げたいという気持ちでやっています。
ぜひ、岩手県のみなさんに一言!
多くの方に一度スタジアムに足を運んでほしいです。「また見に来たい」と思ってもらえるような試合をします!
私も今まで長くここで選手をやってきた人間として、いろいろな所に顔を出して、どんどんチームをPRしていきたいです。
がんばれグルージャ盛岡!クサ!(コネックはチケット買えるクサか…⁉︎)