10月19日(土)、盛岡市を会場に『「連携交流ミーティングVol.4 ☆現役公務員と退職公務員による“裏”公務員講座☆ 就職説明会とはちょっと違う、いいところも悪いところも知ってみよう」~公務員を志望する学生向けイベント~』が開催されました!
職業選択にあたって、公務員といえば「安定」のイメージが強かったりと、一生公務員をする前提で考えてしまいがちですが、実際、中には公務員を辞めるという選択をする人も少なくなく、総務省の『令和3年度 地方公務員の退職状況等調査』によると、20代での離職率に至っては全体の約4分の1に達するといわれています。本イベントでは、辞める人を多くみてきた立場である川嶋陽氏と、実際に辞めた立場である小綿元貴氏を招き、「公務員として働くことのリアル」を知る機会となりました。
アクティビティ①のキーノートでは、「地方公務員として働くことのリアル」をテーマに掲げ、滝沢市職員として勤務しながら、県内大学で公共政策やキャリア教育の講義を受け持っていた川嶋陽氏を講師として招き、お話しいただきました。お話の中では公務員のイメージと誤解、また公務員のキャリア形成について言及し、就職したその先で何を成し遂げたいか考える時間を設け、参加者の「公務員になりたい!」という志望動機を掘り下げました。
アクティビティ②のトークセッションでは、アクティビティ①で講師を務めていただいた川嶋陽氏に加え、元滝沢市職員で現在個人事業主として生活する小綿元貴氏の2名をパネリストに迎え、モデレーター村上勝俊(いわて若者カフェ・カフェマスター)の進行により「公務員をやめるという選択肢」について掘り下げました。このアクティビティ内ではインタラクションツールを用いたQ&Aを設け、公務員に向いている人・有利な資格などに関してや、公務員を辞めた後のお話、また中途採用で公務員になった人に関するお話など、参加者個々が気になる話題について幅広く触れられました。
アクティビティ③の作業タイムでは、アクティビティ①②を踏まえ、「自分が公務員としてやりたいことや生み出したい価値」を改めて個人で考えました。
今回の連携交流ミーティングについて参加者からは、
「公務員のリアルを知る機会は他に無いのでここでしか聞けないことが聞けて良かった」
「今回改めて公務員になって何をしたいかを考えることが出来たため、今回考えたことを忘れず、勉強頑張りたい」
といった感想が挙げられました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!