2025.8.13(水)

【開催報告】「出張版若者カフェin岩手大」 を開催しました

    

いわて若者カフェでは、岩手県内の高校・大学との連携強化やいわて若者カフェの認知度アップを目的に、いわて若者カフェを飛び出して県内各地の様々な会場で交流イベントを実施する「出張版いわて若者カフェ」に取り組んでいます。
そこで2025年7月7日(月)、岩手大学・TOVLABにて「出張版若者カフェin岩手大~”好きをかけ算に!ハンター×ガイド×研究者の挑戦に学ぶ~」を開催しました。

今回は、岩手県大槌町で「ハンター」「ガイド」「研究者」など多方面で活躍する NPO法人おおつちのあそび 大場理幹さんをはじめ、岩手大学卒業生で大槌町地域おこし協力隊の 小倉健一智さん、福島良樹さん をゲストに迎え、キャリアや地域での活動について語っていただきました。

大場さんからは、大槌町に移住したきっかけや、現在取り組んでいる活動についてお話を伺いました。東京大学大学院で鮭の研究に携わりつつ、MOMIJIでは鹿ハンターとしての活動、NPO法人おおつちのあそびでは町内外の親子を対象にした教育ツーリズム事業を展開。 「自分の好きなことや興味関心を掛け合わせることで、それぞれ単体では一流になれなくても、自分だけのキャリア形成や新たな地域の仕事を生み出せる」というメッセージは、参加者に深く響きました。

続くトークセッションでは、小倉さんと福島さんも加わり、岩手大学在学時代の学生生活や、現在の地域おこし協力隊としての活動について語っていただきました。学生時代の経験がどのように今につながっているのか、リアルな事例を交えて共有していただき、参加者は熱心に耳を傾けていました。

最後は交流会。大場さんたちが持参してくださったジビエ肉を試食しながら、ゲストと参加者が自由に語り合いました。日常ではなかなか接点のない分野の人同士が交流し、質問や感想を直接伝えられる貴重な時間となりました。

参加者からは次のような感想が寄せられました!
・「仕事との向き合い方や物事の考え方を学べた」
・「好きを掛け算することで未知の価値を生み出せる可能性に気づいた」
・「地域の価値は経済的価値にしないと簡単に失われるという話が印象的だった」
・「地域での働き方がぐっと身近になった」 ・「狩猟免許の取得にチャレンジしたい」
・「地元に帰って、どんな価値を提供できるか同級生と話し合ってみたい」

今回の「出張版いわて若者カフェ」は、岩手大学の学生はもちろん、地域での暮らしや仕事に関心のある若者にとって、新しい視点やつながりを得られる場となりました。 今後も、県内各地の高校・大学等と連携しながら、さまざまなテーマで「出張版いわて若者カフェ」を開催していきますので、ぜひご参加ください!

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