2月26日(月)、いわて若者カフェでは若者支援者向けセミナー「いわて若者応援会議」を開催しました!
平成26年に知事による「いわて若者活躍支援宣言」が宣言されてから、およそ10年が経過します。近年では高校生の探究学習、ユースセンターの開設、起業家育成・スタートアップ支援など、行政・民間問わず様々な文脈で若者活躍に係る取組みが拡充しています。
本セミナーでは、静岡県内を中心に、わかもの会議やユースセンターの発足・運営に携わり、子ども家庭庁こども・若者参画及び意見反映専門委員会委員長を務めている土肥潤也さんを講師としてお招きし、多様な立場で若者支援に関わる支援者・関係者を対象に、「どんな若者でも生きやすい、活躍できる岩手」の実現に向けて、若者が参加・参画しやすいまちづくりについて考えることを目的に開催しました。
講演では、NPO法人わかもののまち代表理事の土肥潤也さんを講師に、こども家庭庁発足をはじめとした、こども・若者施策の政策的な動向からこども若者の社会参画や意見形成支援についての重要性について解説いただきました。また、静岡県内を中心とした豊富な実践からこども若者支援のヒントについてお話いただきました。
意見交換では、参加者同士でそれぞれの活動内容や現場の課題感などを共有しながら、若者が活躍できるために必要な環境づくりについて議論を深めることができました。
当日参加された方からは、
・若者が意見を出しやすい環境づくり(意見形成支援)は弊団体の課題でもあるので、対話を重ねながら取り組んでいきたいと思いました。
・若者が意見を発するにあたって、「無関心(に見える)層」~「自ら意見を発信できる層」と幅があることを、日々の業務や過去の実体験から感じていましたが、講師のお話のおかげで言語化できました。
・意見を出しやすい場を作るために、自分の立ち振る舞い方も振り返り、誰もが参加しやすい活動にしたい。
といった感想が挙がりました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!