７月３日(水)、いわて若者カフェでは若者支援者向けセミナー「いわて若者応援会議」を開催しました！
近年、学校、企業、NPOなど様々な現場で「若者との連携」や「若者と地域をつなぐ」プログラムが増えています。一方、若者と一緒に活動する中で、「若者の参加が少ない」、「若者が何を求めているのか分からない」という悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。本研修会では、若者と地域をつなぐ意義や、若者が参加してみたくなる「仕掛け」について学ぶことを目的に開催しました。
当日は普段、若者と一緒に活動している、または活動していきたいと考えている企業職員、学校教員、NPO職員、行政職員の他、高校生から大学生まで幅広い世代の参加者が集まり、リアル・オンライン合わせて50名弱の方にご参加いただきました！
講演では、横浜市で長年、若者と地域をつなぐ取組みを実践してきたNPO法人アクションポート横浜代表理事の高城芳之さん、学生スタッフの伊藤わかなさんを講師に、若者を地域につなぐ意義や受け入れる側としてのポイントについて教えていただきました。
意見交換では、ワークを交えながら参加者同士でそれぞれの活動内容や現場の課題感などの共有、若者が地域に出て活動していく際の若者のニーズや受け入れ側もどんな若者に来てほしいかなどを具体的にしながら議論を深めることができました。
当日参加された方からは、
・学生と大人の思いのギャップをどれくらい埋められるかがとても大切で、そこをこれからもっともっと丁寧にしていきたいと思いました。
・「色々な人に出会いたい」という学生がいた場合、「色々な」の解像度を上げて、受け入れ側とのすれ違いが起きないよう対話することの大切さを学びました。
・学生・若者のボランティア参加動機についてこれまで掘り下げる機会がなく、募集をかけてもじゅうぶんに人数が集まらないことが多かったため、自団体やボランティアの繋ぎ先のニーズと学生・若者が求めるものの掘り下げが必要ということを学びました。
・「学生は客体ではなく仲間」というコメントが心に残りました。マンパワー不足を補うための若者参加ではなく、協働してよりよいものを生み出すための仲間として接する姿勢を意識したいと思いました。
といった感想が挙がりました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました！
