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10月23日24日の2日間に渡って葛巻町の旧遠藤邸で開催される展覧会のお知らせです。

昭和30年代から60年代に葛巻町で撮影された映像と、同じ年代に制作された木彫り熊や木彫り作品を並べてみる機会になります。

「おはよういわて」番組内では実際に、上高山兼太郎さんや柳生正一さんが木彫りの実演をしたり、自分の作品について話しているところを見ることができます。その人の声やその所作を見てみると、現在葛巻町に残されている多くの木彫りたちへの眼差しもまた変わってくるかもしれません。

モトカンさん、と呼ばれて親しまれていた葛巻公民館の元館長さんが丁寧に残した映像の中には、現在は行われていない虫まつりや、今も葛巻に残る宝物を見ることができます。モトカンさんは何を記録しようとしたのか、モトカンさんの気持ちになって眺めて見るのも面白いかもしれません。

「分校日記：イーハトーブの赤い屋根」は、葛巻町の今は無き毛頭沢分校がロケ地になっています。分校の子どもたちもしっかり映画に出演していて、その演技もとてもめんこいです。出演していた方も観に来てくださるとのこと、映画館と違いますので、映像を観ながら当時の話を聞くことができる機会になると思います。2日間という短い期間ですが、どうぞよろしくお願いいたします。